Is exercise really medicine?

『Exercise is medicine』

日本語に意訳するならば『運動こそ最大の薬である』、そんなところ。

実際に、国内でも某団体がキャッチコピーとして使用していたり、トレーナーの方からもよくこの言葉を耳にすることがあります。自分自身もアスレティックトレーニングを学んでいる学部時代、実際この言葉に“しっくりくる感じ”を持っていました。

運動は、間違いなく最大の薬となり得る。運動習慣がある人とない人では、前者の方が怪我や疾病のリスクは低減するだろうし、そういった外科、内科的な利益だけでなく、現代では精神的な健康を保つ上でも、運動は万人に推奨されるべきものだと言っていいでしょう。

そんな、運動指導者である我々のアイデンティティを表すような『Exercise is medicine』という言葉の“本当の“意味を、アスリートに対してその言葉をかける意味を、もう一度深く考えさせられるきっかけがありました。

無知の知

オーストラリアの大学院に入り講義が始まってから早4ヶ月が経ち、2週間ほどのセメスターブレイクを終えて、先週から2ndセメスターが始まりました。

コースワークということで、与えられる課題の多さなどはある程度覚悟していましたが、はるかに予想を超える量と求められる質に絶望しながら、常に半泣きで過ごした約3ヶ月は自分に大切なことをRemindさせてくれました…

メンタルヘルス:“急性期”の先の話

東京オリンピックの最中、アメリカの女子体操選手のSimone Biles選手が、自身の「メンタルヘルス」を理由に先の試合を棄権することを発表した。

この発表を受け、数多くの選手から彼女をサポートする声が挙げられ、その中で多くの選手が、アスリートが「自分自身を優先する」必要性を訴えている。

今回は、その先、「自分自身のメンタルヘルスを優先し、“休む”という決断をしたその先」に、何が必要なのか、答えはわからないが、もう一度考えてみた。

アスリートと“うつ”

大坂なおみ選手は去年、全米オープンに出場した際に、黒人差別により被害者となった方たちの名前が載ったマスクを着用し、根強く残る社会問題への抗議を示した。

記者からマスクに込めた思いを聞かれたとき、彼女が言った言葉が強く胸に響いている。

「あなたはどう受け取りましたか?それが一番大事なことです。」

今回の全仏オープンでの一連の騒動。大坂選手の最初のアクションであった記者会見拒否の発表。

…あなたはどう受け取りましたか?

再びの遠回り

今春から新たにオーストラリアの大学院に進学することになりました。この進路について「何でいきなりオーストラリア!?」と既に何人もに言われましたが、今回はその経緯とそうさせたこれまでの軌跡について書いてみました。

コース自体の内容についてはまた機会があったら書いてみようと思います…

キューイングとリズム

新型コロナの影響による行動制限が徐々に緩和される中、仕事形態も徐々に戻り始めています。

現場指導に戻れることが嬉しいと感じる一方で、オンラインの指導機会が増えたことで、再認識できた大切なこともありました。この“気付き”を無駄にせず、これからの運動指導に確実に活かしていきたいと思っています。

「コロナ規制」からのスポーツ復帰

新型コロナウイルス感染症に伴う行動規制から、世界でも自粛緩和に向けての取り組みが進む中、“第2波”への懸念が取り沙汰されています。

スポーツ競技者や運動に取り組む人々は、この新たな「感染のリスク」に加えて、「もう1つのリスク」を考える必要があります

それが運動の裏に潜む、「重篤な傷害」へのリスクです。