2017→2018

明けましておめでとうございます。トレーナーの猿渡です。

2018年になり、3日から本格的な仕事始めとなりました。ここからまたノンストップで1年終わらせてしまおうと思います!今年もよろしくお願い致します!

さて、今回は今年初ということで、2017年を振り返りつつ、今年の意気込みをつらつらと書いてみようと思います…。

2017年は「変化の年」

2017年を振り返ると、まさに変化の年でした。

環境の変化、立場の変化、心境の変化… とにかく浮き沈みが激しく、そのお陰か一年が本当にあっという間に感じられました。

学生→社会人

一年前はまだ学生だったのかと思うと、今に至るまで色々な変化があったなつくづく実感します。

ちなみに去年の大晦日(2016年の31日)は、もちろんまだ大学にいて、31日に提出締切だった卒業論文を仕上げるのに必死でした…。

そんなこんなで学生最後の春休みも、まわりが遊びまくっている中、卒論発表の準備やらAT試験の勉強やらでずーっと大学にこもってました。今振り返ると4年間通してこんな調子でしたが、いろんなことを犠牲にして積み上げてきた4年間は、今となっては大きな財産です…。

苦楽を共にしたトレーナーの同期たちとの別れ(別れというほど大げさではありませんが)は、私にとって非常に大きな出来事でした。卒業が間近になるにつれて、周りに支えられていたことや、尊敬できる同期に囲まれていた環境がいかに自分にとって大事だったのかを思い知らされました。

そんな自分を感化してくれていた環境がなくなり、私は同期のトレーナーの中で唯一、スポーツ現場で働き始めました。(他の同期は進学か病院勤務がほとんど)

前にも書きましたが、私も他の大多数がそうしたように、進学をする予定でした。しかし、自分の中の小さな心境の変化や、様々な理由で、一旦その道を諦め、今の職に就かせてもらうことになりました。

私の中で一番不安だったのは、インプットの機会がなくなることでした。進学をすればもちろん講義や研究に没頭することができ、新たな知識や様々な意見に触れることができる。病院であれば、症例報告会や合同勉強会が定期的に開かれ、毎日様々な患者に触れることもできる。

一つのチームに所属することは、0から100まで選手をみることができ、時間が経つにつれて思い入れも強くなって、選手との信頼関係も築くことができ、とてもやりがいが感じられることです。もちろんこれに勝ることはないと思います。しかし、今の自分にとって、当初このような環境に身を置くことがベストだとは到底思えませんでした。

やはり今の自分のレベルで、チームでお金をもらって働くことに100%の自信は持てませんでしたし、だからこそ進学を希望していた自分がいました。本格的に仕事が始まれば、自分に必要な学びの時間は減っていく一方だし、仕事が始まってからも、周りの同期の新しい環境を羨んでしまうこともありました。

でもやっぱりチームの一員になって、同じ目標を共有するということは、トレーナーにとってもこの上ない素晴らしいこと。そう自分に言い聞かせていたこともありましたが、働き始めて時間が経つにつれ、この思いは自然と強くなっていきました。そうさせたのは、きっと自分の中で、トレーナーとして金をもらって働く、という自覚が芽生えてきたからだと思います。

初めのころはまだ、学生トレーナーとしての自分が強く残っていて、自分じゃできないかも、自分が言ってもどうせダメかも、と思ってしまっていました。しかし、金をもらって働く以上、一人のプロフェッショナルとして、チームに必要なことをやるしかないんです。自分のレベルがどうだとか、知識がどうだとか、技術がどうだとか、時間がどうだとか、言ってる場合じゃないんです。

選手が必死こいて練習する分、自分だってやることやんなきゃいけない。シンプルに、今いるチームの為に必要なことをする。それがチームでトレーナーとして働くことだと、思い始めました。その思いは今も変わりませんし、だからこそ、時間を見つけていかにインプットの機会を増やせるかを、考えることができています。

平日は5時近くに起床して、高校のトレーナーの仕事に行かせていただいているので、正直夕方からはかなり眠いです…。論文を見つめていると決まって睡魔が襲ってきますが、こんな時は辛かった大学時代を思い出して(ラクロス部はもっと朝早かったし、それでいて夜までビッチリ勉強してたじゃないか!と)、何とか乗り越えています。

なにがあろうとやるしかない。それだけだと思ってます。

2次試験に不合格だったこと。

AT(アスレティックトレーナー)試験の2次試験に落ちたことは、もしかすると今までで一番、自分の気持ちの中に大きな変化をもたらしたかもしれません。

ちょうど本格的にチームでの仕事が始まろうとしているときに、試験結果が届きました。もちろん、自分の周りの同期たちはほとんど合格していました。正直自分も、受かったと思っていましたし、だから結果を聞いたときは、なんで?なんで?と、思うことしかできませんでした。

まわりはしっかり合格している中で、自分だけ、しかも唯一現場で働いている自分が、落ちた。資格が全てじゃない、そんなことはわかっているけど、本気で自分が恥ずかしかったし、もうまわりに合わせる顔がないと、思っていました。

そんな中、チームの代表を始め、様々な人が声をかけてくれました。

 

『期待値がゼロまで下がれば、自分に今あるもの全てに、間違いなく感謝の念が湧く。』

 

友人の一人が送ってくれたこの言葉に、私は救われました。本当にどん底だった時期とも重なって、この言葉は一生忘れることはないと思います。

この言葉を聞いて、それまでの自分では見ることができなかった部分(もしかしたら目をそらしていたのかもしれない)を、見透かされたような気がして、一気に力が抜けました。自分の間違いに初めて気づきました。

学生時代、いろんな現場を掛け持ちして、まわりが勉強しないようなことに手を付けて、正直自分が一番忙しい、自分が一番頑張ってる、と思っている時期もありました。今となっては、同期のことは心から尊敬していますが、学生の間はそんな事全然思えていなかったと思います。

いろんな現場を見ることができたり、様々な経験をさせてもらっていた環境も、全部自分の力だけでもぎ取ったものだと、勘違いしていました。だから、周りに対する感謝や尊敬は、きっと表向きだけで、心の中ではそうではなかったんだと思います。

そんな自分の醜い気持ちに、この言葉がグサッと刺さりました。

AT試験の2次は実技試験。みんなより現場経験がある自分が落ちるはずない、現場で学んだことを出せば大丈夫だ、と心のどこかで思ってしまっていた。きっとこの捻くれた自信が試験までの準備や、試験当日にも気づかないところでマイナスに働いていたんだと思います。

落ちたときは、本当にどん底でした。まさに、周りからの期待値はゼロになってしまうんだろうなと、思っていました。

でも、それでも声をかけてくれた人たち。変わらず迎え入れてくれるチーム。

今の環境は当たり前じゃない。今いる自分を作ってくれたのは、周りの人たちだと、心から思いました。

周りへの感謝を忘れてはいけない。これが全てでした。試験結果を聞いたときよりも、あの言葉を聞いて、自分のこれまでの間違いに気づいたとき、悔しくて涙が出ました。

 

肝心の試験ですが、9月にあった再試験で無事合格することができました。

 

今思うことは、あの時一度不合格になってよかったということです。自分にとって大事な大事な出来事でした。きっとあの不合格を経験していなかったら、自分のトレーナーとしての伸びしろは今よりも格段に少なくなっていたと思います。

資格が全てじゃない。

受かって言うこれと、落ちて言うこれでは全く見え方が違ってしまいますが、本当に、資格に関わらず、自分がやることは変わりません。

周りへの感謝を忘れず、やっていきます。

2018年は

上に挙げた大きな出来事は、確か両方ともFacebookでも投稿させていただきましたが…(長文申し訳ありません 笑 ) やっぱりそれだけ自分にとって大きな出来事で、2017年、ひいてはこれまでの自分に大きな変化をもたらしてくれたものでした。

変化の年だった去年に対して、今年は「確固たる」年にしたいと思っています。

これに関してはこれから先の長期的なテーマでもあるのですが、そのスタートラインとなる年になれればと思います。

 

自分の信念をしっかり持って、

それを確固たるものにしていく。

 

今のチームの代表には、頑固じじいとよく言われますが(笑)、頑固でいいと思っています。ふらふらふらふら人の意見にいちいち左右されるよりも、自分の信念をバシッともって、何に対しても是々非々でやっていけるのが、私は一番だと思っています。

その信念というのも、誰かの真似事ではなく、しっかりと積み上げたもの、自分が貫いてきた軸からなるものにしたい。

 

2017年も尊敬する人や、有用な文献にたくさん出会うことができました。尊敬する人の話には自ずと引き込まれるし、やっぱりこの人すごいなぁと思うことも多々あります。しかし、その人の言っていることが全て正解だとは思いません。どんな人の言葉でも、どんな優秀な研究でも、一度自分に跳ね返して、かみ砕いて、必要とあれば疑って、モノにできたら自分のものにする。

誰かの真似をするのは非常に簡単なこと。でも、それでは決して自分のものにはならない。尊敬できる誰か、信頼できる誰かがいるのはとても安心できること。でも、それに甘えてはいけない。自分には自分の目指すところがあって、他人と全く同じはずはありません。

頑固に、自分の中に確固たるものを、作る!

 

今年もよろしくお願いします!

 


今年の小目標としては、まず、ブログをしっかり続けていくということ… 実際レビューなどはまだまだ論文もしっかり読み切れていないし、研究デザインについても目を瞑ってしまっているところもあり、個人的なバイアスもかなり入っているので、より客観的な視点で見れるように、量を読むことと統計などもまた学びなおさなければと思っています。

それでも、ブログはほとんどが自分のために書いているようなもので、これのおかげで、考えを文字に起こして、もう一度頭を整理するいいきっかけにもなっているので、良質・悪質ありますがとりあえず続けていこうと思います…。

もう一つは、「マジになるときはマジになる。バカになるときはバカになる」こと。これは小学校の時のクラス目標(たしか)だったもので、当時はくさい目標だなぁとでも思っていたのですが、今でも時折思い出す大事な言葉です。要は、メリハリです。チームの中でも最年少に近いので、盛り上げるところはガンガン声出して盛り上げて、ギュッと締めるところは締めて。ONとOFFの切り替えをしっかりできるように、どちらも全力でやっていきたいと思っています!

そして最後は、研究をする(したい)こと。先日、ポスター発表ではありましたが、学会で発表の機会を頂き、様々な方からご意見を頂くことができました。と同時に、やはり、現場一筋もまたいいけれど、学術・研究の分野に足を突っ込んでおくことの大切さを強く感じました。なので、日本にいる間に、1本でもいいから論文を出したい!と思っています…。やりたいことはいっぱいあるので、優秀な同期に協力してもらおうと思います!(笑)


 

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